成年後見人を申し立てる動機は主に「預貯金などの管理・契約の締結や解約」が多くを締めます。
もちろん文字通りの意味ではありますが、近年増加しているご高齢の方の犯罪被害を抑止する仕組みの一つでもあります。
成年後見人は「判断能力が十分ではない人を守るため」の制度ですので、脅迫や詐欺被害に遭い財産を失ってしまう事件からご家族を守るためのものでもあるのです。
成年後見人になれるのは、親族以外では「弁護士」「社会福祉士」「司法書士」など、法律に精通している専門家に限ります。
そして後見人には、不正契約を取消す強力な権限が与えられているため、高齢者を狙った犯罪からご本人を守る大きな楯になれるのです。
遠方におひとりで住んでいるご高齢の親族が詐欺に引っかかってしまわないか心配という方、ぜひ後見制度の利用も視野に入れてみませんか?
とはいえ、成年後見人の申立手続きは煩雑で、専門知識が無いとなかなか進められないのが実情です。
時のささえでは、スムーズな成年後見人制度の利用のために、弁護士と提携してお客様をサポートいたします。
ぜひお気軽にお悩みをご相談ください。