NEWS

お知らせ

金銭管理・法律支援 2024.07.24

単なる遺品整理でも要注意!
思った以上にシビアな相続の話

ご自身と親しい方や、相続権は無いけれども血縁関係にある方が、あなたの死後むやむに遺品に触れてしまうと、相続関係で混乱が生じることがあることをご存知ですか?

実は遺品整理には相続と深い関わりが。
故人が残す遺品は相続財産ですので、相続人にあたる方が遺品整理をしなければなりません。
無断で他人が遺品整理をすると、「相続財産の隠匿」とされてしまう恐れがあります。

その上さらに注意点が。
たとえ相続人ご自身が遺品整理をする場合でも、「相続放棄をするか否か」を決めないうちに進めてしまうと、相続放棄が出来なくなってしまうのです。

単純なお部屋の片づけと思って、故人の物を整理した…という場合でも、遺品は遺品、財産は財産です。
故人の荷物に手を付けた以上は「相続をする意思があるもの」とみなされてしまうので、十分注意する必要があります。

このことからも、遺品整理は気軽に知人や遠い親戚に頼むことはできません。
ご自身のいざというのために、遺品整理は正当な相続人に頼めるよう、しっかり準備しておきましょう。

ちなみに、思い出の写真や手紙、大切な衣類など、経済的価値が無いと断定できる遺品であれば、たとえ整理したり引き取ったりしても、相続には影響がありません。
エンディングノートなどに、自分の大切な思い出の品を誰に託したいのかを書いておくのがいいでしょう。

このことからも分かる通り、特に「おひとり様」の場合、ご自身の死後、思いもよらなかったトラブルが発生することがあります。
「立つ鳥跡を濁さず」を実行するために、できるうちから専門家に相談するのが一番。

仙台長町にある「高齢者身元保証事業者 時のささえ」では、相続関係に詳しい弁護士と提携し、契約者様の死後のトラブルを未然に防げるようご支援しております。
ぜひお気軽にご相談ください。

時のささえの金銭管理・法律支援

お問い合わせはこちら